2017年 06月 08日
学会~クライムオン |
5/24
慌ただしくポスター刷って京都発。この時点でかなり忘れ物してたけどいつものことですよねー
ゴールドウインの本社行って新しい製品の打ち合わせ後、友達と合流.和幸でカツを食らった.
5/25
幕張で学会. 去年は口頭発表だったけど今年はポスター.
見たいセッションを幾つか廻って何故か昼食を和幸で食べ、4時間に及ぶコアタイムをこなし終了.
全然人が来ないと思ってたのにひっきりなしに人が来て中々に疲れた.
夜はずっと食べたかった蒙古タンメン食べて終了.
5/26
10:00発で小川山へ.
バリバリ雨だったけど何故か川上は晴れ. まさかの岩が乾いていた.
簡単にイベントの準備後水晶スラブ下へ.
特にやりたいものも無かったけど一応頭痛をやってみた.
しかしこの日卸したてホヤホヤの靴しかなかったため全くスメアできず敗退.3歩目ができなかったのは初めてじゃないか?
伴奏者もやってみたらこっちの方が出来そうだった. 核心が普通に出来なくて敗退.
今度は虹の入り江. これは3通りくらいムーブを考案してみた. やっぱやればムーブが出てくるもんだ.
トウフックムーブ
更に仲秋. これはポッケが持てなくて全く出来なかった.隣の虹の入り江と比べてやたら悪いなこれ.
最終的に靴を変えたら登れた.靴に登らされた感満載.
最後に静かの海.ホールドが良くなったという噂だったけど確かにかなり良くなってた.体感二段.
なんか前ロクスノにも書いたけど、こういう易しくなってしまった課題をいつまでも三段扱いするのは良くないと思うんですよ.
静かの海はマイフェイバリットプロブレムの一つで、どんな理由であれ内容が変わってしまったのは悲しい事だけど
「やさしくて登りやすい三段」「お買い得」とかいう悲しい称号を科せられるくらいならちゃんと易しくなってしまった経緯も含めて
適切なグレーディングの成された課題であってほしいと思うな.
因みに最終日に奥の良くなってしまったホールドを使わないでもムーブはこなせる事が分かったので、あのホールドがチッピングであると思っている方は是非やってみて欲しい.
僕は正直あれがチッピングかどうかは解らなかったです.
5/27-28はイベント
今回も昨年同様、一緒にボルダリングを楽しもうというコンセプトで、親指岩下とクジラ岩周辺で登りました.
ただ個人的には、ボルダリングイベントより何より池田功さんに会えたことが印象的でした.
池田さんと言えばこのブログを見てるコアな皆様はご存じだと思います.
わからない人でもボルダーで言えば「忍者返し」「デッドエンド」「池田カンテ」の初登者と言えばはは~んとなるかと思います.
実はイベントの要綱をちゃんと見てなくて直前まで池田さんが来るなんて知らなかったものですから、それはそれはビックリしました。
トークショー自体ではそんなにお話させていただく時間がなかったのですが、翌日イベント終了後にイムジンの撮影への道すがら色々お話できました。
一番驚いたのが、池田カンテは一撃初登だったそうで。あれほどの名作を一撃で初登出来るとはなんとも羨ましい。
当時からボルダリングをちゃんとクライミングの一つの独立したジャンルとして捉えてしたそうで、先見の明を感じますね。
イベント自体は比較的初級者向けなので、皆さんポカーンという感じだったかもしれませんが、会場に居合わせた往年のクライマー方は大盛り上がりな二日間でした。
by sarutheomon
| 2017-06-08 16:40
| 小川山